新車速報

【ジュネーブ13】その名はラ フェラーリ!

2013年03月06日

伊フェラーリは3月5日よりプレスデイが開催されているジュネーブ・ショーで、デビューが予告されていた新型スペチアーレ、「ラ フェラーリ(La Ferrari)」を発表した。

288GTO、F40、F50、エンツォと続いたフェラーリの特別な限定モデル、いわゆる「スペチアーレ・フェラーリ」。2002年のエンツォから10年以上が経過した2013年、いよいよその最新モデルが姿を現した。今回ポイントとなるのは、まずフェラーリ初のハイブリッドとなること。そしてスタイリングがピニンファリーナ・デザインではない、ということだ。

まずはハイブリッドシステム。エンジンはF12やFFと同じ6262ccのV型12気筒だが、その出力は800ps、最高回転数は9250rpmまで高められている。最大トルクは900Nm以上で、圧縮比は13.5。これに163ps換算となる120kwのモーターを組み合わせ、計963psものシステム出力を計上している。

システム自体はマニエッティ・マレリと共同開発となる、F1のKERSで得たノウハウをフィードバックした「HY-KERS」と呼ばれるもので、大幅なCO2排出量削減に貢献しているという。モーターは2基搭載され、1基は駆動輪を、もう1基は補助システムを駆動。デュアルクラッチのギヤボックスはこの駆動輪用モーターと統合され、効率を高めている。

室内ではシートがドライバーの体格にあわせオーダーメイドされ、シート自体はフロアに固定。逆にペダルとステアリングホイールを調整可能とすることで、最適なポジジョンと重量配分を実現する。これはスクーデリア・フェラーリのF1パイロットである、F.アロンソやF.マッサのアイデアが生かされているという。

デザインはフラヴィオ・マンゾーニ率いるデザインチームが担当。そう、これまでデザインを担当してきたピニンファリーナではないのだ。これが惜別を意味するのかは不明だが、少なくともこの「ラ フェラーリ」に採用された多くの技術は、他の市販フェラーリにも反映されると宣言されている。

気になるパフォーマンスは、0→100km/hが3秒未満、0→200km/hが7秒未満、フィオラーノ・サーキットでのラップタイムはエンツォよりもマイナス5秒、F12よりもマイナス3秒以上となる、1分20秒以下とされている。

生産台数は499台。世界の需要よりもマイナス1台という考え方は、今回も踏襲された。ちなみに「ラ」とはイタリア語で、女性の名前などの前に置く定冠詞。つまりは「今のフェラーリそのものを表す」というニュアンスだろう。おそらくライバル心を剥き出しにしてきたマクラーレンP1のスペックを見ながらの発表となったはずだが、その仕上がりでも負けるわけにはいかないという王者の自信は、この車名に込められていると言えるだろう。

(文・平井大介)

●フェラーリ|日本
http://www.ferrari.com/Japanese/

     

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