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【遠藤イヅル・イラストエッセイ】Vol.8 1980年代末クライスラー

実用車や商用車に興奮する困った嗜好を持つ(!?)イラストレーター/ライターの遠藤イヅルがお送りする「ちょっと古いクルマ」の毎週金曜日の連載イラストエッセイ、「ヤングタイマーもやっと列伝」。第8回は「1980年代末クライスラー」です!

こんにちは。ちょっと古くて懐かしい「ヤングタイマー」なクルマたちをイラストとともにお届けするこのコーナー、第8回は「80年代末クライスラー」をお送りいたします。

現在では輸入車も購入の際の選択肢となる時代ですが、販売台数を伸ばしたい分「記号性」に富んだモデルが多くなっています。アメリカ車でいえばマッスルカー、ミニバン、SUVなどの「わかりやすいアメリカン」などです。でも、例えば1980年代に輸入されたクライスラーのクルマたちは、時代背景が「3ボックス車がまずクルマとしてありき」という世相だったにせよ、アメリカ車としての記号性が薄いものや、現在ではまず輸入されないだろうな、というモデルまで正規で入っていました。

今回はそんな4台を取り上げました。いかにもアメリカ製高級車然とした「クライスラー・ニューヨーカー」、AMC+ルノーのアライアンスの成果のひとつ「イーグル・プレミア」、まとまりあるスタイルを持ったコンパクトカー「クライスラー・アクレイム」、スマートで流麗なボディを持っていたスペシャリティ「クライスラー・ルバロン・クーペ/コンバーチブル」です。

クライスラー・ニューヨーカーは同ブランドのトップレンジです。度重なるダウンサイジングの結果、かつてのフルサイズからは大幅に小さいボディとなりました。でもヒドゥンヘッドライトにカックカク+ギラギラのスタイルがアメリカ車を主張します。イーグル・プレミアは本来AMCのクルマでしたが、AMCがクライスラーに吸収されたことで同社のクルマに。縦置きエンジンのFFで中身はルノー25! 当時のアメリカ車の中では画期的な設計だったものの、商売的には成功しませんでした。でも、その後のクライスラーのFF車に大きな影響を与えています。ちなみにデザインはジウジアーロ!

クライスラー・アクレイムは、本国では「プリムス」ブランドで販売されていました。プリムスはクライスラーの中でもベーシックモデルの位置づけで、アクレイムはその最上位車種として用意されていました。そしてルバロン・クーペはルバロンGTSというサルーン(日本未導入)をベースにエレガントな2ドアボディを載せたスペシャリティカー。これもカバー付きライトでとてもアメリカっぽい! 今回絵に描いたオープン版のルバロン・コンバーチブルGTCはその上位仕様です。

ちなみにわかりやすい「記号」がないアクレイムも、本国ではごく普通に売れたクルマたちでした。現地では街中にふつうに置いてあるこういったクルマも、いかにもアメリカの日常という感じで好ましいと思います。

では最後にもやっとした情報を! ルバロン・コンバーチブル、千葉県警がパレード(視閲)用に現在も所有しています。しかも2台あるそうです(驚)。ということで、また来週〜!

(イラスト&文・遠藤イヅル|次回は2014年10月31日更新予定)

●遠藤イヅル|公式facebook
http://www.facebook.com/endoizuru

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