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【遠藤イヅル・イラストエッセイ】Vol.23ボルボ240

実用車や商用車に興奮する困った嗜好を持つ(!?)イラストレーター/ライターの遠藤イヅルがお送りする「ちょっと古いクルマ」の毎週金曜日の連載イラストエッセイ、「ヤングタイマーもやっと列伝」。第23回は、「ボルボ240」です!

こんにちは。ちょっと古くて懐かしい「ヤングタイマー」なクルマたちをイラストとともにお届けするこのコーナー、第23回は日本でもワゴンが大人気を博した「ボルボ240」をお送りいたします。

ボルボといって思い出すのは、四角い車体という方もまだまだ多いはず。現在発売されている最新のボルボは、往時の箱のようなイメージはなくなって流麗になりましたけどね。でも、ボルボのクルマ作りの姿勢はかつてとまったく変わってないことは確かです。そのキーワードが「安全」、そして北欧家具に代表される落ち着きと洗練さを兼ね揃えた「内外装デザイン(とくに内装)」ではないかと思うのですが、これらはいまなお見事に継承されています。

いまから30~40年以上前もクルマの安全対策はもちろん各メーカーは対応していましたが、ボルボほど「堅牢」なイメージを持っていたメーカーは他に無かったかもしれません。ボルボを縦に積んだCMはインパクトがありましたよね。

さて今日ご紹介するボルボ240は、かなりのロングセラーカーです。1993年にフェードアウトするまで1980年代末~モデル末期にはかなり売れましたので、その時代の頃のクルマかと思いきや、元をたどると1966年デビューの「140シリーズ」にまで遡ることが出来ます。そうそう、CMで積まれていたのも140でしたね!

アマゾンに替わるボルボの主力140(日本では4ドアの144が有名)は、1974年に「240シリーズ」に進化します。基本的なアウトラインは140を踏襲しつつ、中身は大幅に刷新・近代化されていました。外観はESV(当時流行した安全実験車)のような大型バンパーを前後にぶらさげ、ノーズはスラントしてイメージを一新。エンジンは140用のOHVエンジンの腰下をそのままにSOHC化されたものも用意されています。

登場時は2ドアの242、4ドアの244、ワゴンの245がラインナップされました(つまり末尾数字はドアの数)が、その後1978年にVWと共同開発の6気筒ディーゼル、2ドアのスポーティ版242GT、1981年にはギャレット製ターボ搭載モデルを追加するなど、バリエーションを次々と拡充していきました。

1983年になって末尾数字のルールが取れてすべて「240」となった240シリーズは、1986年には最終型ともいえる外観に落ち着きましたが、日本ではこの頃から240の人気が高まり、1993年の生産中止まで、モデル末期にも関わらず好調なセールスを記録したことは記憶に新しいかと思います。なお、1992年登場の「850」が240の後継車となります。

ちなみに日本でも正規で1980年代初頭にボルボ244ターボが輸入されていたことがありましたが、日本仕様は北米向け二段顔・角目4灯の264顔を持ち、名前も「ボルボ・ターボ」というシンプルな名称で本国向けとは違う内容になっていました。ということで、また来週~!

(イラスト&文・遠藤イヅル|次回は2015年2月20日更新予定)

●遠藤イヅル|公式facebook
http://www.facebook.com/endoizuru

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