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【遠藤イヅル・イラストエッセイ】Vol.25ラーダ・ニーヴァ&UAZ

実用車や商用車に興奮する困った嗜好を持つ(!?)イラストレーター/ライターの遠藤イヅルがお送りする「ちょっと古いクルマ」の毎週金曜日の連載イラストエッセイ、「ヤングタイマーもやっと列伝」。第25回は月末恒例マニアック回、「ラーダ・ニーヴァ&UAZ」です!

こんにちは。ちょっと古くて懐かしい「ヤングタイマー」なクルマたちをイラストとともにお届けするこのコーナー、第25回は恒例の? 月末特集としまして、「これも正規輸入車だったの!?」というクルマをご紹介。そこで今回は「ラーダ・ニーヴァ」と「UAZ」をお送りいたします。

日本にはまったく馴染みの無い旧ソ連/ロシアのクルマたち。だけど実際にはメーカーもたくさんあり、生産台数も多いです。フィアット124の現地生産車「ラーダ2101」は、その発展版の2105などを含めるとその生産台数たるやT型フォード、VWビートルに次ぐほどの規模なのですから驚きです。

そんな旧ソ連/ロシアは旧共産圏だったということもあり、ほとんど日本にはクルマが輸入されていません。このコーナーは取り上げるテーマの車種は「きほん、正規輸入車」に限定しているので、となると旧ソ連/ロシアからやってきたクルマとなると......アレしか思い当たるのがいないのです。そう、1977年に登場した、ラーダ・ニーヴァです

ラーダ・ニーヴァ、実は正式名称は「VAZ-2121」といいます。旧共産圏らしく、車名形式」がたまりません。作っている会社は「Autovaz(アフトヴァス)」。「ラーダ」もメーカー名ではなく同社の輸出向けブランド名です。アフトヴァスは、1960年代から自国以外の現地生産の拡大を図っていたフィアットと組み1966年に稼働を開始した国営の「VAZ(ヴォルガ自動車工場)」が前身。そのため、VAZ各車はフィアットの流れを汲むクルマが多く、ニーヴァもまた当時のフィアット系技術で構築されています。ただ、まるっと同じフィアット124=ラーダ2101と異なり、ニーヴァはボディ、四駆のメカニズムなどは独自開発となっていました。

ニーヴァはモノコックボディではありますが、ロック機構つきセンターデフとハイロー切り替えの出来るトランスファーを備え、四駆としての悪路走破性は折り紙付きでした。この性能とシンプルな設計、そして共産圏生まれという背景が、このクルマを普遍的なものとしての存在感を作り上げ、今なおエンジンのアップグレード等を行いつつ生産が継続しています。

そしてもう一台。一度見たら忘れられない顔つきのバン、UAZ(ワズ)も紹介しておきましょう。厳密には「1980年代に正規で入っていたものではない」のですが、2005年から晴れて正規輸入車となったことから、特別に取り上げます。このクルマも正式には名前は「UAZ-3909」、さらにもとをたどれば「UAZ-452」が正しい車名です。1958年から延々と、姿を変えずにこちらも生産され続けています。過酷なロシアの地では、シンプルで扱いやすく、そして耐久性が高いこのクルマの需要が一定数あるのですね。

それしてもこの2台、外観はデビュー時ほぼそのままなのに、最新モデルのエンジンはUAZに至ってはなんとDOHCなんです! えー! 意外~! ということで、また来週~!

(イラスト&文・遠藤イヅル|次回は2015年3月6日更新予定)

●遠藤イヅル|公式facebook
http://www.facebook.com/endoizuru

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