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【遠藤イヅル・イラストエッセイ】Vol.30キャデラック・セビル

実用車や商用車に興奮する困った嗜好を持つ(!?)イラストレーター/ライターの遠藤イヅルがお送りする「ちょっと古いクルマ」の毎週金曜日の連載イラストエッセイ、「ヤングタイマーもやっと列伝」。第30回は、「キャデラック・セビル」です!

こんにちは。ちょっと古くて懐かしい「ヤングタイマー」なクルマたちをイラストとともに毎週お届けするこのコーナー、おかげさまで年末年始以外一度も休まず頑張りましたので、早いものでついに30回。この記念すべき回は、「キャデラック・セビル」をお送りいたします。

アメリカの高級車といえば、キャデラックというイメージがありますよね。そのキャデラックの中でも欧州製高級車を仮想敵としたコンパクトなキャディとして1975年に登場したのが「キャデラック・セビル」でした。そして1980年にはテールが大胆に下がったFFモデルの2代目にフルモデルチェンジを行なっています。

1986年、セビルは切り立ったCピラーを持った独特のスタイルを持つ3代目へ。全長は実に400mm以上カットされて小型化(それでも4.8m近くある)され、クーペモデルであるエルドラードの4ドア版とでも言うべきクルマとなりました。この代からエンジンは横置き搭載の一般的なFFに。エンジンは当初は従来の4.1リッターV8OHVでしたが、1988年には4.5リッターとなり、最終的には4.9リッターまで拡大されました。

そしてセビルは、1992年にフルモデルチェンジを行ない4代目になりました。なだらかなルーフを持つ流麗なスタイルが特徴で、当時はレクサスLS、BMW7シリーズ、メルセデス・ベンツSクラスがライバルと言われていました。ボディサイズはふたたび5mオーバーへ復帰しています。そして発売後すぐにエンジンが4.6リッターV8DOHC32バルブの「ノーススター」を搭載、大幅なパワーアップを実現しました。3代目後半で登場した「セビル・ツーリング・セダン=STS」というグレードを踏襲したほか、本国には「セビル・ラグジュアリー・セダン=SLS」が当初から用意されていました。こちらは日本には遅れて1995年から導入されています。なお、最高出力はそれぞれ295ps/270psです。

1998年にはセビルは5代目へ。基本的なスタイリングイメージは4代目を引き継ぎますが、3代目・4代目で使用されていたKプラットフォームは一新され、Gプラットフォームを採用しています。この代もSTSとSLSが用意され、ノーススターエンジンはそれぞれ5psずつパワーアップを果たしました。キャデラック初の右ハンドルモデルが用意されたのも5代目セビルの特徴です。

5代目は2004年まで製造されたのち、その名もズバリ「キャデラックSTS」というクルマに後を譲り、セビルの名前は消滅。このSTSは2012年にはDTS(旧ドゥビル系)と車種統合され、「キャデラックXTS」になりました

ちなみに「セビル」という車名の由来ですが、スペイン・アンダルシア地方の都市、セビリア(Sevilla)から取っているとのこと。英語だとセビルって言うらしいのです。なるほど! ということで、また来週~!

(イラスト&文・遠藤イヅル|次回は2015年4月10日更新予定)

●遠藤イヅル|公式facebook
http://www.facebook.com/endoizuru

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