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2014年05月29日

建築事例:住宅 南欧風ビルトンカレージ

愛車ポルシェならではの、ガレージ造り

施主の自宅は、観光地としても有名な神奈川県の古都。市内の道は狭く、自宅を建築するにあたっては、なによりも接道の幅を重視したという。しかもガレージの建築にあたってはポルシェの低い車高も考慮しなければならない。特にレーススペックであるGT3の場合、リップスポイラー部のクリアランスはわずか5センチという低さ。このためガレージへのアプローチは最初から極力水平に設計されることになった。  設計と施工はガレージ付き住宅では定評のある『参會堂』に依頼。施主の希望はビルトインガレージを設け、住居部分との一体感を出すこと。また、ホワイトを基調とした南欧風の木造2階建てという注文だった。施主は海外出張を月に一度は必ずこなすという営業マン。その忙しい日ごろのストレスを晴らすために愛車と共に過ごせるガレージが欲しかったというのだ。

細部にまでこだわったカーポートにも注目!

もっとも、ガレージのデッドスペースには収納を確保した他、大きなウィンドウを介して室内のホビールームへ繋がるなど、細部に至る工夫も見逃せない。仕事部屋を兼ねるホビールームへは木製の二重サッシを使用し、サッシを開けるとホビールームの延長にガレージがあるような空間構成となっているが、一方で排気ガスを逃がすための換気扇がしっかりと用意されているなど、ガレージの専門家らしい細かい配慮も生かされているのである。ちなみに、2階のリビング、キッチンも『参會堂』のデザインで、南欧風にまとめられた、くつろぎを与えるスペースが演出されている。

もうひとつ、外溝にあわせたデザインで仕上げたアイアンのカーポートも施主がこだわった部分である。市販のカーポートではデザイン的にぴったりマッチするものがなく、人に依頼してオリジナルデザインのものを製作。カーポートのトップにはクーパーSの文字が掲げられ、欧風の外観になじむ素晴らしいカーポートが出来上がった。  ホビールームからはビルトインガレージに収まるポルシェを、窓からはクーパーSという2台の愛車が見える格好になったこのO邸は、クルマをはじめ、あらゆるものに妥協を許さない施主が、長年の夢を叶えたまさにクルマ好きが憧れる夢のガレージといえるだろう。

Planning Data
■所在地:神奈川県
■家族構成:2人
■敷地面積:131.01㎡
■述べ床面積:104.07㎡
■ガレージ面積:16.14㎡
■愛車:1965年型オースチン・クーパーS、1995年型スーパーセブン・1700スーパースプリント、2008年型ポルシェ911・GT3
■構造:木造軸組工法
■総工費:約4000万円
問い合わせ
株式会社参會堂一級建築士事務所
Phone/03-5755-7577
http://www.sankaido.com

  • ガレージの面積は16.14㎡、床面にはイタリア製のテラコッタを敷き詰め、立ち上がりまで同じ素材を使うことで一体感を出している。収納の工夫にも注目をしたい

  • 収納が少なく思えるガレージも、デッドスペースに棚を入れることで解消。重いものは入れないが、脚立を使って出し入れができる。

  • 収納スペースにはミニ・クーパー用の10インチタイヤが8本収納される。入り口が狭いが、奥行きのある便利なスペースである。

  • 大胆な開閉のウィンドウサッシを室内に使うことで大きな開放スペースが生まれたガレージ。排気ガスへの対処も行き届いている。部屋と一体感を出すという施主の希望どおりの空間となった。

  • アイアンのカーポートをワンオフで製作をすることで自宅のエクステリアとの一体感を出している。門扉、カーポートともに細かなデザインが施されている。

  • 玄関に飾られたポルシェの絵画はインターネットで購入したものを、近所のショップで額装してもらったもの。ライティングも重要になってくる。

  • ガレージ内のスクリーン式のカーテンは、スクリーン専門店で赤を貴重としたものを作成してもらったものだ。全体が白で統一されているので赤が映える。

  • ベランダ部分には、折りたたみ式のオーニングをつけることで夏の日差しを調整することができる。水道も設置してあるので、バーベキューなどには最適な空間である。

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