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ホンダCB250Fは、扱いきれるパワーが楽しい!~佐橋健太郎

ホンダのCBシリーズといえば、オートバイファンなら誰もが知っている伝統の名前だ。空冷DOHCを搭載したCB750FやCB400Fといったマシンに始まり、CBXシリーズ、水冷のCBRシリーズ。そして今なおミドルクラスのベストセラーとして高い人気を誇るCB400スーパーフォアなど、「CB」の名前はホンダのオートバイを語る上で欠かせない。

そんなCBシリーズの最新モデルが、8月1日より国内販売が始まるCB250Fだ。すでに250ccクラスにはフルカウルを纏ったスポーツモデル、CBR250Rが発売されているが、CB250Fはそのネイキッドバージョンと考えればよろしい。両車の関係性は、兄貴分であるCBR650F/CB650FやCBR400R/CB400Fのそれと同じだ。

CB250Fのスタイリングは、昨今の流行である直線を基調としたネイキッド。ヘッドライトも丸型ではなく、とっても小さなカウル(?)を組み合わせた異型タイプ。カウルの内側には専用のメーターパネルが配され、ハンドルは垂れ角の少ないバータイプを採用する。そのためポジションはCBR250Rに比べ起きたものとなった。

シート形状は780mmで変わらないが、シートやサイドカバーの形状を見直すことで足付き性も改善。身長181cmの僕の場合、足の裏がベタっとついてさらに膝にたっぷりと余裕がある。

ブレーキを握って右手の親指でスタータースイッチを押すと、249cc単気筒はあっさりと始動する。低回転からの粘り強さに定評のあるこのエンジンは、CB250Fの登場にあわせて兄弟車のCBR250Rともども変更を受け、最高出力は29PSにアップ。シングルスポーツにふさわしいパンチ力を手に入れた。

現代のオートバイは小排気量モデルでもインジェクションの採用がアタリマエで、かつてのキャブレター時代のような良い意味での荒々しさは影を潜めた。しかしCB250Fは、ビギナーでも乗りやすい扱いやすさとともに、単気筒スポーツならではの"パルス感"がある。

ライダーが左右の足で抱え込んでいるエンジンのなかで、燃焼室内の爆発によってピストンが上下して産み出される鼓動を感じる。アップタイプのハンドルに手をかけ、積極的に車体を振りながら走る楽しさを思い出させてくれる。

このCB250Fは、最近のトレンドであるスタイリングや46万4400円~という車両価格でもって若い年代のユーザーにアピールしたいということだけど、大型バイクはもう疲れるといったベテランライダーや、久しぶりにオートバイに乗るリターンライダーからも人気を集めるんじゃないかな。

CB250Fの特徴を一言でいうなら「扱いきれるパワー」なんだけど、この速度域に住むオートバイだからこそ見える景色、っていうものを確実に楽しめる点がいちばんの魅力。そうそう、燃費だって50.1km/リッターも走るから、日帰りのツーリングなら楽勝だしね。

(文・佐橋健太郎|写真・青山義明)

●本田技研工業
http://www.honda.co.jp/

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