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【1週間試乗】マツダ・デミオのCOTY受賞は伊達じゃない?

コンパクトサイズにディーゼルを組み合わせるなど、最近のマツダの勢いを示すかのように話題となった「マツダ・デミオXDツーリング」に1週間試乗。カー・オブ・ザ・イヤーの栄冠は伊達じゃない?

広報車引き取りに自分のランチア・イプシロンで行ったので、話をそっち方面にあわせてくれたんだと思う。貸し出しを担当してくれた広報の担当さんにこの青、キレイですねと褒めると、「フレンチブルーみたいですよね」と応えてくれた。ダイナミックブルーマイカと名付けられた青はただ明るいだけでなく、軽薄ではない深さも持ち合わせており、ソウルレッドメタリックなど、最近のマツダはいい色が多いなあとすっかり気に入ってしまった。

室内に赤のアクセントを差し込み、ステッチにも赤を使用しているあたりもフランス車というかラテン車っぽく、プジョー205GTIやフィアット・ウーノ・ターボあたりを思い出した。外装も内装も、見慣れた最近のマツダらしい造形をしており、このところ試乗機会を多く頂いたため、他車と共通の室内のインターフェイスには5分で慣れた。

以前乗ったアクセラでも感じたが、シフトノブ手前のダイヤルやスイッチで操作するマツダ・コネクトの使いやすさは特筆もの。特にiPodを繋いだ時の操作性の高さは、これまで乗ったクルマの中で文句なしにナンバー1。ただしナビでは何回か自分の位置を見失ったこともあるが、その辺は後に改良されるだろう。

乗り始めて気になったのは、2.2リッターディーゼルのイメージが強かったためか、出足がちょっと重く感じたこと。全体的に力感があって扱いやすいが、速い! という印象ではない。逆にいえばこのあたりはラテン系の実用車っぽいところで、MTを駆使して目いっぱい走れば、だんだんと走りのテンポがあがってくる。

コンパクトなサイズは都内では最高で、その一方で安いクルマに乗っているという悲壮感を覚えさせない質の高さは、カー・オブ・ザ・イヤーを受賞したことが伊達ではないことを物語る。単純にマツダのラインナップの中でサイズが小さいだけで、クオリティやハンドリングや足まわりから感じる感覚は共通しており、つまり今、勢いのあるマツダの世界観が小さなボディに凝縮して詰め込まれているのである。

また、最近のマツダ車で思うのは、ドライビングポジションが自然なこと。ステアリング、ペダル、シート、シフトの位置関係が絶妙なのである。これまで左ハンドル+マニュアルばかり乗ってきたが、これなら右ハンドル+マニュアルもありだなあと感じた次第。

しかし自分で写真を撮りながら、魂動デザインが持つ立体感に感心した。本当のフレンチブルー・コンパクトたちの、強力なライバルとなるかもしれない。個人的にはホットハッチ版「デミオGTI」が出たらどうなる!? と密かに期待している。

(文&写真・平井大介)

●マツダ
http://www.mazda.co.jp/

  • エンジンは1.5リッターのディーゼルターボ。

  • 赤との組み合わせがラテン系を思わせてステキなインテリア。

  • 燃費は撮影時点で18km/リッター以上を記録。

  • マツダ・コネクトの操作性は後発だけあって特筆もの。

  • シートに赤いラインが入るだけで、雰囲気がガラリと変わる。

  • ドライビングポジションの自然さは最近のマツダ車共通。

  • ラゲッジルームはこの手のコンパクトカーとしては必要にして十分。

  • ディーゼルエンジン搭載車はグリルに赤いラインが入るが、このブルーとの組み合わせは良好。

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