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【JAIA15】当たりクジの名は「VWポロGTI」!?~編集部

日本自動車輸入組合、通称JAIAが毎年2月に主催する大試乗会は事前に乗りたいクルマを申し込み、申し込み多数の場合は抽選......という形になっている。事前に送られてくるリストが来る段階で未発表のクルマは多く、今回の場合は「New Polo(追加モデル)」と書いてあった。実は別企画のためポロに乗りたかったので申し込み。見事!? 当選し当日を迎えた。

すると受付で渡されたカギに「Polo GTI」と書いてあるではないか。
「GTIだ!!!」
何でかわからないが、私は思わず声をあげた。追加モデルと聞いて、何ちゃらエディション的な限定車系を勝手に想像していたので、まるで当たりクジを引いたみたいだった。思わずFacebookが頭をよぎったが、「2月10日11:00の発表まではSNSなどにアップしないで」的なことが車内のスペック表に書いてあったので自粛......。

さてさて実車。ピュアホワイトの外装色はいかにも普通のVWだが、少しずつ観察していくと各部に赤の差し色があり、ホイールも17インチの専用ホイールとなっている。実にVWらしいさり気ないヤル気だ。「秘めたる闘志」とでも例えられるかもしれない。

内装はいかにもGTIらしい、タータンチェックのシート柄や赤いステッチに思わずはしゃいだ。取材車のミッションは7速DSGで、今後MTの発売も予定しているとのことだが、GTIのDSG+パドルシフトが無敵なのは、かつて第5世代ゴルフGTIで体験して以来個人的な定説となっているので、期待は乗る前からビンビンに高まっていた。

しかもご注目頂きたいのは、取材車が5ナンバーであること。最近のクルマは巨大化の一方で、コンパクトカーでも3ナンバーなのが珍しくない。感覚的にはこのポロGTIが、初代ゴルフGTIぐらいのサイズ(クラス)だ。

乗り始めると、ゴツゴツした足まわりがまたもや本気度を感じさせてくれた。「ドイツ車=硬いアシ」というのはひと昔のイメージで、例えば同じVWでいえば、現行ゴルフやパサートはむしろ柔らかいアシなのだが、このポロGTIはその「ひと昔のイメージ」を地で行く、いかにも「減衰圧高いなぁ~」という印象である。

有料道路に乗り出したところで少し前があいたので、ガツンと加速してみた。すると想像以上に速い! その一方で1.4リッターのツインチャージャーから1.8リッターのシングルターボへ変更されたエンジンは終始余裕に溢れ、その安定感は実に高く、ひとことで言えば「質の高い速さ」と表現できた。ハンドリングは今回の試乗では試せなかったが、とにかくひとつひとつの動きの質感が高く、価格は334万2000円とのことだが、その価値は価格以上にあるように思えた。

先の足まわりの件で毎日街中を走るのは多少ツラそうだし、さり気ない外装の演出を見て人は「これって少しスポーティなドイツ車だね」くらいにしか思わないかもしれない。

しかしこの「押しの弱い」部分は逆にポロGTIの魅力でもあり、毎日(右足)全開でポジティブに生きるイケフォー(注:イケてる40歳代のことをこう言うらしい)が、その闘志を「車内に」秘めてセンスよく乗りこなす......のには最高の1台だろう。

(文・平井大介|写真・前田恵介)

●フォルクスワーゲン|日本
http://www.volkswagen.co.jp/

  • エンジンは1.8リッター直4のシングルターボ。

  • タータンチェックの内装はいかにもVWのGTI。

  • アルカンターラ&レザーのオプションも用意される。

  • 7速DSG+パドルシフトが秀逸。MTも追加予定だ。

  • 専用の前後パンパー、サイドスカートなどが特徴。

  • 足まわりは専用のスポーツサスペンションを採用。

  • ホイールは専用の17インチを装着する。

  • 各部にさり気なく赤の差し色が入っている。

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