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ポルシェ・カレラカップ・ジャパン2015合同テスト開催

ポルシェ・ジャパンとポルシェ・カレラカップ・ジャパン(PCCJ)委員会は、ポルシェ・カレラカップ・ジャパン2015シーズンの合同テストを、富士スピードウェイにて3月4~5日に開催した。

ポルシェ・カレラカップ・ジャパン(PCCJ)2015 の合同テストが、3月4~5日、富士スピードウェイで行なわれた。参加した16台の911 GT3 Cupを操る今シーズンのカレラカップパイロット達は、2日間で計4セッションに渡るテストを精力的にこなした。

2001年からスタートしたPCCJは今年が15周年。各マシンのフロントバンパー中央にはメモリアルイヤーであることを示す「15YEARS」ステッカーが輝いている。PCCJを戦う専用マシンは、昨年の導入から2シーズン目を迎えるポルシェ911 GT3 Cup(Typr991)。3.8リッター水平対向6気筒の強心臓エンジンから絞り出される460psものビッグパワーを受け止めるのは、ミシュラン製のスリックタイヤ。他を圧する信頼性の高さで、ドライバーをサポートする。

また、2015年モデルのマシンに施された各種アップデートは、昨年モデル用にもアップデートキットとして用意されていることで、戦闘力はもちろん、レーシングマシンとしてのさらなる安全性や信頼性の向上といった点も含め、全車が完全なイコールコンディションのもとで競われることになる。これはPCCJへ初めて挑戦する今シーズンのカレラカップルーキー6名を含む、全カレラカップパイロットへの安心感にもつながっている。

3月4日セッション1の天候は曇り、路面はドライ、気温13.2度だった。テスト初日は、未明の雨によって午前中の路面はウェット。しかし次第に晴れ間も現れ、テスト開始時にはほぼドライに転じセッション1がスタート。まずはPCCJオフィシャルドライビングアドバイザーの影山正美選手が、コースチェックを兼ねて4周走行。その後今シーズン参戦のドライバーや第2ドライバーが、次々とピットを離れていく。

最初にタイミングモニターのトップに名を記したのは今年で3年目、まさに正念場を迎える#78近藤翼だった。続いてトップに立ったのは、昨年のジェントルマンクラスチャンピオンで、今年はオーバーオールでのエントリーとなる#7星野敏が誰よりも早く1分45秒台に叩き込む。その後も各チームによるテストアタックが繰り返され、後半では近藤が1分44秒531をマーク。2番手は「PCCJスカラシップ・プログラム・ドライバー」として2年目を迎える#15元嶋佑弥、そして星野が続く結果となった。

その後1時間のインターバルを経てセッション2が行なわれ、1分43秒台をコンスタントにマークした元嶋が1分43秒464で初日のトップとなったが「ちょっと納得していません。もう少し良いタイムを出せたような気がします。路面コンディションが悪かったのもありましたが、いろんな勉強ができました」と語る。2番手は1分43秒997をマークした近藤。「元嶋くんに差をつけられましたが、僕はタイヤをずっと通しで使っていたので得られたことがたくさんありました。明日が楽しみです」と語った。3番手は#9武井真司でジェントルマンクラスのトップ。これに星野、そしてルーキーの#12久保凛太郎が続く結果となった。

3月5日のセッション3の天候は晴れ、路面はドライで気温9.5度。テスト2日目は早朝から好天に恵まれ、完全なドライコンディションからのスタートとなった。前日「明日が楽しみです」と感触を掴んでいた近藤が早々に1分42秒885という自身のレコードタイムにあと一歩と迫る走りを見せた。しかし「ニュータイヤでの走行でしたが、内圧をちょっと間違えてしまったようで」と悔やむ近藤。セッション4でのレコード更新の意欲を含ませた。2番手に元嶋、調子が上がってきた#19永井宏明は3番手。総合6番手タイムの武井がジェントルマンクラスのトップタイムをマークした。

そして2日間の合同テストもいよいよ最終セッションを迎えた。オーバーオールからエントリーの近藤、元嶋、久保がそれぞれ1分43秒台の好タイムを叩き出す中、同じく1分43秒台に乗せてきたジェントルマンクラスの武井が自己ベストを上回る1分43秒590を記録。開幕戦への意気込みを感じる走りを披露した。

この最終セッションでトップタイムをマークした元嶋は1分43秒018。1分42秒台に乗せることが出来ず、セッション3での近藤を上回るには至らなかった。「セッションのトップでしたが、まだ詰め切れていません。方向性は見えたので開幕戦までにしっかり決めて、今年は絶対にチャンピオンを獲りたいと思います」と元嶋。「総合のトップタイムを出せて良かったです。今年も元嶋くんや新たに参戦する久保くんとも激しい戦いになりそうですから、ずっと気は抜けません。チャンピオン獲得の手応え? あります」と合同テストの内容に満足そうな近藤。

そして総合3番手でPCCJルーキーの中でトップタイムとなったのは久保。「1分43秒台には入りましたが、まだポルシェの走りがまったくできていません。タイヤの使い方やスピードの合わせ方と、これからいろいろ勉強していくことになりそうです」と、自身の結果にやや不満な様子。総合4番手でジェントルマンクラスのトップタイムとなった武井は「目標としていた1分43秒台が達成できて良かったです。今年はまず総合の上位に入りたいです。そしてチームメイトもできたのでチームタイトルも狙っていきたいです」と上機嫌に語った。

また、PCCJルーキーのひとり#11塚本は、「ナンバー付きレースを2年やっただけで、本格的なレーシングカーに乗るのも、ポルシェのエンジンをかけるのも初めてでしたが、セッションごとにタイムを上げることもできました。女性でもレースに出てもいい、そういうアピールができればいいですね」と語った。

開幕戦の舞台は4月4~5日、岡山国際サーキット。さらなる信頼性と安全性向上によって進化を遂げた911 GT3 Cup(Type991)によって展開される、実力派揃いのベテランカレラカップパイロットとカレラカップルーキーによる熱い戦い。15周年というメモリアルシーズンのPCCJには、果たしてどんなドラマが待ち受けているのか。全10戦による2015年シリーズは1ヵ月後、いよいよ幕を開ける。

(文・大西紀江)

●ポルシェ|日本
http://www.porsche.co.jp/

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