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ポルシェが今年もガールズデーを開催

ポルシェAGは、約15年に渡るガールズデーへの取り組みを通し、多くの学生が技術職についての理解を深めていると発表した。

フィリズ・アッカヤ氏は、約15年前にガールズデーに参加し、テクノロジーへの興味をいっそう高め、進路を決める経験となったという。現在27歳のアッカヤ氏は、ポルシェAGで博士課程の学生として、ヴァイザッハ開発センターの試験場で車両パワートレーンの試験方法を開発している。4月23日のガールズデーには、彼女自身が学生たちを試験施設に案内した。

昨年を約50%上回る各種中等学校の総勢139名の女子学生が、ポルシェにおいて技術職についての理解を深める機会を得る。彼女たちは、ヴァイザッハ、ツッフェンハウゼン、ライプツィヒ、およびビーティッヒハイム=ビッシンゲンのポルシェ施設において、ブレーキパッドの交換、車両の塗装、およびエンジンの組み付けを行なう。さらに今年は、ポルシェセンターのワークショップで初めて舞台裏を見ることもできる。ライプツィヒ、ハンブルク、およびツッフェンハウゼンでは、工具を使用してあらゆる種類のスポーツカーを実際に作業をする機会を得る。

彼女自身がそうであったように、ガールズデーが新しい視野を開くことを彼女は確信している。「当時、女性たちが男性の職業で活躍するのを実際に目にしました。彼女たちが私の良き手本となり、私の決意を固めてここまで導いてくれました」と語る。今回は彼女自身がグループの前に立ち、「テクノロジーの魅力に女子たちを引き込むことを楽しみにしています」と話した。

シュトゥットガルト出身のフィリズ・アッカヤ氏は、幼少の頃からクルマとエンジンに強い関心があった。ちなみに、彼女をその魅力に引き込んだのは父親だった。「父は私にオイル交換や車の修理を手伝わせてくれました」。彼女の父は、吸気バルブと排気バルブの交換のため居間でエンジンを分解することは近所でもよく知られていたという。

「エンジニアリングは実体的で図形的な世界です。そして間違いなく学校の授業で教わること以上のものです」と話す。彼女は、中等学校卒業後にテクニカルカレッジで大学入学資格を取得した。機械工学を学びながら、技術職の女性のためのキャリアネットワークである「Femtec」の会員になった。ポルシェAGは、男性の比率が特に高い職業を目指す若い女性たちを支援するため2001年に設立されたこのネットワークの創設メンバー。ネットワークは成功を収めており、ポルシェの、特に技術部門の女性従業員の比率は年々増加している。

スポーツカーの製造も女性の仕事になるということは彼女にとってはうれしいことだった。しかし一方で、まだ十分に自信のない女子学生が多数いることを知っているという。彼女はこれを変えたいという意欲をもっている。「私は女子たちが志願してスタートすることを勇気づけたいのです」と話す。つまり、彼女によってヴァイザッハの開発センターを案内される40名の女子学生たちは、多彩なツアーだけでなく意欲的なガイドも期待できることになる。

同社人事担当取締役のトマス・エディヒ氏は、「5、6年前までは、特殊技能が必要な技術職の見習いにおける女性の割合はわずか5%でした。それが現在は27%まで増加しています。3年以内に30%の達成を目指しています」と話す。ポルシェは特定の定員なしに女性を管理職に登用している。2014年には管理職の15%に女性が任命された。トレーニングを完遂する10名のうち4名の若者が女性。ポルシェの全般的な目標は、見習いから管理者や学士に至る社内のすべての分野における女性の比率の拡大だという。

ガールズデーは、家族および教育の省とEUによる全国的な率先事項で、同社は約15年に渡りガールズデーのパートナーを務めている。

(文・大西紀江)

●ポルシェ|日本
http://www.porsche.co.jp/

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